はしりつづけるちから。

金曜日は早い時間の枠があるからピラティスに行くことにしていた。
けれど、今日はどうしても気分がのらなかった。

少しジョギングしてみようか・・
最近は暖かくて脚の具合が悪くないけれど、体が重い。
テーピングの巻き方が良くなかった。

3kmほどで調子が乗らないことに気がつく。

走りたくない。

これ以上やるのは無意味だし、ムリしてはいけないと5kmで止めることにした。

呼吸が苦しくなるほど上げてはいないけれど、空気が悪くて喉がイガイガして痰が絡む。
ひきこもりが続いていたから、そういう季節だったのを忘れてた。
ショートカットして歩いて帰ってきて、ストレッチとアイシングで本日終了。

これまで、痛みが出たわけでもないのに、走りたくないからといって途中で止めたことはなかった。


負傷する以前から 私は自転車でもrunでも速くは走ることはできない。

ただ、長い時間 動き続けることが向いている性分かもしれない。

1時間30分ちかく自転車で山を登る。とか
12時間以上トレイルを走っている。とか

楽に走っているわけでは全くない。
同じペースを刻んでいても限界はくる。ただ、その時に

あの時の舞洲よりは楽。
あの時の妙見よりはマシ。箕面よりは。
あの時のくらくらよりは。淡路よりは。日本海よりは。

2012年のヒルクラからは、淡々と登るレースは止めたけれど
きつくて辛いレース中に「あの時よりマシだからまだできるはず」と頭のどこかにあった。

人と競うつもりもなく始めたトレランもレースを重ねるごとに
あの六甲のように走れたら、このまま抜かれずに走れるはずと。

もしかしたら、また走れなくなるかもしれない。だからくらいで止めておこう。
そんな気持ちを持ったままの練習で
まだ限界じゃないっていいながらレースで走ることはできないんだろうな。