蓼科MTB合宿。

9日金曜日。
いつもの遠征と勝手がちがい、要領の得ない準備に四苦八苦しながら17:00 pick upいただき大阪脱出。
中央道で事故のため、一旦地道におりたりしながら向かうは信州蓼科。
淡路、王滝でお会いしていつもFBでエールを下さるkさんの山荘で開催されるMTB合宿に
今回初めて参加させていただく。
MTBでオフロードに出るのは、三木コースと箕面トレイルに続いて3回目(苦笑)むちゃ?

途中SAで運転を交代して、これまで自力で山荘を見つけられた人はいないよって言葉に絶対見つけるぞっ
と頑張ってみるも結局、一つ脇道を見つけられずにもう少しのトコでHELP。迎えに来てもらう(笑)
思ってたより街に近い別荘地だけれど、辺りは明かりがほとんどなく真っ暗。
いきなり、鹿が出迎えてくれる。星空は今まで見たこともないほど素晴らしかった!!
前泊は私たちとTさん。まずは再会を祝して乾杯。
快適なk山荘に滞在しMTB三昧の2日間が始まる。

10日土曜日。
8:00山荘出発。集合場所の事務所へ向かう。
皆さまおはようございます。お二方とは初めまして。まずは6名で出発。

舗装路を少し走ると、すぐにトレイルに。
真っ赤なリンゴがたわわに実ったリンゴ園の間を抜けながら、朝の散歩の方にごあいさつしながらゆっくりと進む。
すばらしい秋晴れ。10℃以下というけど暑いくらい。

CRAFTメッシュと長アンダー・半そでジャージ・モンベルシェルジャケット・起毛長タイツ
リュックに。。なにせ、プロテクターを背負っている。
350mほどトレイルを登り下り 合流の為、一旦事務所にもどる。
暑い!長アンダーを脱ぎ、さすがにずっとは重い!脚プロテクターは置いていく。
私のBikeの後ディレーラー変速が上手くいかないのを調整して頂き
改めて、7名で出発。

ふかふか落ち葉の最高のトレイルがずーっと続いている。
20%はゆうに超える、でこぼこの激坂も登ります。けっこう登れたと思うんだけど(笑)
最後にクッと登りきる!ってのが、難しいね。
紅葉がすばらしい。晴れて、暑い暑い。。
腕のプロテクターをリュックと背中の間に入れて、ベンチレート効果。なんとかいけるか。
装備に終始、悩まされたのは残念。ロードでは何も持たないからね。
替えチューブが大きいのと、跳ねるから背中のポッケじゃ飛び出すのでリュックが必要。
それにプロテクターは登りで装着するとキツイからな。

そーはいってても、下りに入ると素晴らしいコースなんですぐに忘れる。
これまで行った関西の岩岩、急勾配下り道とちがって、長くつづく落ち葉の道。
実は、落ち葉の下には石がいっぱいのでこぼこなんだけど、浮き石はなかったみたい。
凸凹がいっぱいのタイヤに替えて行ったのはかなり正解だった。安定感がちがう。
下りがホントに面白い!!

これまでに400mほど登って下って、一度休憩。
その後、700mほど舗装路をのぼる。ここはわたくし、3番目で頂上。舗装路は得意です(笑)
前サスをロックさせると全然、楽。

そしてトレイルへ。
午後の日差しの中、少し気温も下がって快適。
黄金のトレイル!!時間、気温、時期すべてが揃って初めて見れる景色だそうです。
ここはノルウェイ?まっすぐの並木道。全力で下る。
クマザサの道で、ここはクマのテリトリーよねってことで。。
懸命にbikeを担いで、帰路へ。

日の入りには間に合い、本日のライドは終了。温泉に行って、今晩は全員で乾杯です!

11日日曜日。
雨の予報も一転し、15時ごろまではお天気はもちそう。
9:00出発。山荘からスタート。
玄関を出ればもうトレイル。しばらくは登り。
そして、担ぎ。。(笑)
しかし、、、どーにも暑い。曇天で昨日よりも標高の高いところに行くということで
アンダーを長袖にしたけれど失敗。。そしてプロテクターは両方置いてきた。
でも、あのプロテクターを背中とリュックの間に入れたことで 熱がこもらなかったんだ。
担ぎのあと、どーも調子が悪いと思うも 暑さのせいだと思ってた。

しばらくは、というより。。1時間以上の登りが続く。
展望台につき紅葉した広大な山の裾野を眺める。それにしても・・
MTBの人ってホントに強いな。昨日のハンパない心拍の上げ方の翌日に、またこんなに上げられますか。。。
わたしは燃費わるい。黒糖を補給。
下りに備えてサドルはかなり低めにしていても、昨日は絶えず上げ下げ調整していたけれど
今日は集中力を欠いていて、低いまま登り続けてたのが序々に脚にきいてきた。
そして、スキー場へ。ガレガレの道。
姉ーさん!王滝ってこんな道ですよー!って・・・・・もー残ってません。。
途中、前サスのエアを入れてもらい 少し登りやすくなる。
もーちょい元気なら、浮き石いっぱいだけど、もーちょい頑張ってみたい登りだった。

そして尾根へ出る。絶景。
ぬかるみと岩場の登り下りは担ぎがはいる。そして、、、
どーにも力が入らなくなってきて、視野が狭くなり、手先にアゴのあたりまでしびれる。
段々とBikeを担ぐどころか、持つ力もなくなる。脚の力も抜けて、Bikeを掘りだし座り込む始末。

ハンガーノックだ。

エネルギージェルをもらい、リュックに残ったパンも食べる。
担ぎパートは皆さんが交代して乗れる道までBikeを押して下さった。
乗って下れる道に出るころには、ようやく視野が広がってきてしびれがおさまる。
用心しながら乗りはじめると、ずいぶん良くなってきて下りを楽しむまでに回復した。
時間と天気のこともあってトレイルの下りパートをまだ残して終了。舗装路に出る。
せっかく登ったのにスミマセン。。
湖畔の観光地を抜け帰路へ。途中、雨が降り始めたが、本降りになる前に間一髪で山荘に到着。
2日間の合宿終了。

ロードではマメに補給しながら走るし、前兆にもすぐ気付くのに
こんな本格的ハンガーノックになるとは思ってもみなかった。というより初めての本物ハンガーノック
体調管理不十分で 迷惑をかけてしまった。
考えてみると、昨晩も蕎麦を1.5枚と乾杯のビールとつまみくらい。朝もパンとゆで卵。
エネルギーが全然足りてなかったんだ。暑さに消耗もしていたし。かなりの反省。

それでも。
経験豊富な方たちにいっぱいお世話になって。
はじめたばかりのMTBを近場で、すこし乗っただけで調子にのって無謀なことをしてしまう前に
いろんな経験をさせてもらえたことに、本当に感謝です。
こんなひよっこを2日にわたって受け入れてくださって本当にありがとうございました。

最後に。三木も箕面も見守ってくれて、今回の合宿にも連れて行ってくれたよっちゃんありがとう。